高級感を買ってくれるひととは?

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テレビ東京の「ガイアの夜明け」で高級ホテルの販売戦略を見ていたら・・・懐かしい名前にブチあたった。ネットのハンドルネーム、ホテル王を縮めて「ホテキン」こと西澤広祥(にしざわひろよし)くんだ。相変わらず細い・・・。ブログ見つけました≫
2003~2004年当時、アフィリエイトやってて、且つ、オフラインでも会うメンツというととても限られていました。関西でのアフィリエイター仲間との出会いといえば神戸CFGとか、楽天市場つながりのオフ会でしたね。
懐かしい。未だにホテルサイト作ってたんだ・・・ビックリした。そして何より、彼が持っていたアタッシュケースを見て思い出した。
そうそう、大阪産業創造館の広報誌とかに「日本のミラノをめざせ」とかなんとかで、パブリシティのうまいアルミの板金屋さんが本皮とコラボした異色の作品。ほんのちょっと映った一瞬で見分けられる私ってすごいかもしれないw
さっきから、ネットでかなりしつこく探したら、出てきました。そうそう、ブランド名はYOROI(ヨロイ)だ!
現物を見てみるとね、コレ、すごいんですよ。高級外車を売ってるディーラーで、そこのロゴがついたカバンだの、キーホルダーだの売ってたりするでしょ?あそこに並んでてもおかしくないと思うんだよね。まさしく、鋼の芸術品。
あともう1つ、宮内庁御用達(あれ?てっきり皇室御用達だと思ってたヨ)ブランドを手がける職人さんに作ってもらう「匠のトランク」の門田真さんとか。
この匠のトランクってね、20年とか30年とか使ったやつを見せてもらったことがあるんだけど、ヴィトンの店舗でたまに展示してある歴史を感じさせるトランクって見たことあります?あれに、雰囲気が良く似ているんですよ。サイト見てたら、梅田ならe-maのカバンショップで見れるみたいです。
ちょっと、過去を懐かしんでみました
で、さて。
高級ホテル、高級アタッシュケース、高級トランクのお話を総合して何を言いたいか?というとですね。
財布の紐を引き絞らなくても大丈夫な人も、将来への不安から節約志向に入っている「空気が場を支配する日本人」が、この情勢で、高級感を買ってくれるとすれば・・・それは誰か?たとえば、どういうバックグラウンドをもっているひとなのか?


商品だけ売りたいなら、富裕層に紹介ビジネスやってるところに売り込めばいいと思うのだけど、そういうことはしないのかな?年収多いひとだけが参加できるコミュニティとかもあるんでしょ?じゃぁ、すでに存在するそういう市場に商品紹介した方が早いんじゃないの?
でもそういうことをしないよね。お互いに顧客リストを囲い込むことに躍起になってて、大事な「売上計上」ってこととバランスがとれてない。
だけど、どうして、無理に需要喚起して一般大衆向けに「高級品を」売ろうとするんだろう?
たとえば、最近、観月ありさが出てるコントレックスのCMが最近目に付くんですけれど、この輸入の(タダの)水って、他に比べて値段が高いし、軟水で育った日本人には飲み口が硬すぎて飲みづらいことこの上ない。正直言って私は、好奇心から買った500mlを途中であきらめた。
それでも健康志向の人が飲むのだとしたら「テレビなんて見てないひとなんじゃないか?」って思うのですよ。つまり、テレビCM流してるってことは、それだけムダじゃないか?と。それでなくてもテレビを見ている暇なひとは減ってるのに。
高級品てね、要は、原材料費が格安だから、できるだけマーケティング予算を削れれば、多大な利益が出るタイプの商品でしょう?売り方ってもんがあると思うのですよ。
無理に自分だけのオンリーワンな市場を作り上げようとするから、無駄なマーケティング予算がかかるんです。
特に、冒頭の高級ホテルは本当に、開業のタイミングが悪かったと思う。でもその前に、それだけの1泊のお値段出してくれる日本人が、一体どれだけいたのか?ということを先に考えないといけないと思うのね。日本人がメインターゲットではないのであれば、外国人が観光で来たくなるような日本か?ということ。しかも、高級ホテルにまで泊まって日本を見たいひとって・・・いるの?物価も高いし、英語もあんまり通じないし。
ダメ!と分かった瞬間に「超!高級志向」というコンセプトを変えるとか、そういう、大事な場面で重要な決断を出来たタイミングを逃してしまったように思う。開業前なら名前を変えて、運営会社も変えてやり直すことができたんじゃないのかな。
基本的に、ひとは「自分が思っている値ごろ感と、実際の価格との落差」にひかれて商品を買う。高級ホテルに泊まろうとするひとの値ごろ感って、どれくらいなんだろう?価格を1泊10万円に設定したいのなら、一泊15万くらいのお値打ち感が必要なんじゃないの?それをどうやって演出するの?高価な内装?高価なベッド?超!一流のサービス?テレビやHPを見てる限りじゃ、何も伝わってこない。
1泊15万がアタリマエのひとなら、一泊10万のホテルも泊まってくれるだろうけれど、サラリーマンは会社から一泊5000円程度で宿を確保するように言われているよ?
日本人は特に、サービス0円ていう意識があるから、ホテルでチョットうやうやしく扱われたところで、面映いけれどそれだけのこと。高いホテルに泊まってるぜ!なんて自己満足のために、1泊10万も払ってでもいい!ていうひとって・・・どこに、どれくらい居るんだろう?
会ったこともないひとに、商品を売りつけようとしているような気がしてなりませんでした。自信を持ってオススメする商品が市場に受け入れられないなんて、そんなこと、認めたくないよね。だってきっと、「ガイアの夜明け」に取材してもらうためにお金も払ってたりしたんだよ。
本当は、そんな理想の顧客なんて、居ないかもしれないじゃん。ごく少ないのであれば、居そうなところを片っ端から探さなきゃ。旅行会社に今群がってるのは、ウォン安で韓国に行きたいひとだけだよ。な~んか、ズレてる気がしてしょうがない。
本当に大事なこと・問題を見ないフリして、たとえば、自称経済評論家とかの「半年後には景気回復します」なんていう何の根拠もない言葉を鵜呑みにして、いま抱えている問題が時間の経過とともに悪化していくのをただ、見守ってるだけになっていないだろうか?
「いいもの作れば勝手に売れる(誰にとってイイの?)」とか「高級感が顧客をメロメロにする(高級感でオチるのは・・・ry)」とかそんな甘い需要予測で、ホテル建設できるほどのお金突っ込んでくれるひとっているんだなぁと、そっちのほうが感心してしまったのでした。
ちなみに、シャングリ・ラ ホテル 東京です。

コメント

  1. 琉海さん、こんにちは。
    はじめてこちらを訪問させてもらいました。
    懐かしいホテキンさんの名前があり、ネットで健在と分かりほっとしています。
    大阪で一度お会いしたことがあります。もう何年も前になりますけれど。
    ガイアの夜明けの番組は時々見ますが、このホテルの番組は見過ごしていました。
    琉海さんの解説は的を得ているように思います。
    それではまたね。

    • ブログ管理人
    • 2009年 5月 04日

    あら!お久しぶりです♪お元気ですか?
    ときどき、取材内容が「それって違うんじゃ?」って
    思うこともあるので(特に宣伝色がキツかったような?)
    そういう違和感をきちんと言葉に残しておかないと、
    自分でも忘れてしまうんですよね。
    コメントありがとうございました☆

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